発達障がいがあるお子さんに対してスモールステップを設けよう!
発達障がいがあるお子さんにとって、新しいことを学ぶのは時に大きな挑戦です。
日常生活や学習の中で、何かを「できるようになる」ためには、無理なくステップを踏んでいくことがとても大切。
そんなときに役立つのが「スモールステップ」です。
大きな目標を小さな目標に分けて、少しずつ前進していく方法です。
大きな目標を一気に達成しようとすると、途中で挫折しやすく、やる気を失ってしまうこともあります。
でも、小さなステップを踏んで一歩一歩進むことで、達成感を得ることができ、自信を持ちながら次のステップに挑戦できるようになります。
例えば、「自分で靴を履けるようになりたい」という目標があるとしましょう。
この場合、いきなり「靴を一人で履く」という大きな目標に挑戦するのではなく、「靴を並べる」「片足だけ履く」「両足を履いたら次に靴ひもを結ぶ」など、段階的に小さな目標を設定します。
これらを一つひとつクリアしていくことで、最終的には「自分で靴を履く」という大きな目標を達成することができます。
スモールステップをうまく設定するためには、まずお子さんの現在のレベルを理解することが大切。
何ができて、何ができないのか、どの部分でつまずいているのかを見極めることから始めましょう。
2025.02.20